ニキビの原因

どうしてニキビができるのか?

人体で最も大きな器官である人体を覆っている「皮膚」
この皮膚の毛穴には「アクネ菌」や「表皮ブドウ球菌」といわれるニキビの菌が常に私たちの身体の中に常在菌として生息しています。

つまり、正常な肌であっても、栄養の偏りやストレスを溜め込むなど、ちょっとしたホルモンのアンバランスで、ニキビができる可能性があるということです。

皮膚の構造は大きく分けて「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つの層からなっています。
そして、皮膚の表面には汗と皮脂が少しずつ分泌され混ざり合うことで「皮脂膜」を作り、乾燥や外からの刺激から皮膚を守っています。

通常、男性も女性も男性ホルモンが増えてくる思春期にニキビができやすいのですが、そのホルモンバランスが崩れてくると、「アクネ桿菌」が毛穴にたまった皮脂を栄養にして増殖します。
それと同時に自分がもっている酵素(リパーゼ)によって、皮脂を脂肪酸(過酸化脂質)に変え、炎症を引き起こします。
そうして炎症したのがニキビです。

ニキビの原因は毛穴の詰まりと皮脂の過剰分泌が直接的要素となっていますが、ニキビの種類や発症部位によって少し違うようです。

例えば「青春のシンボル」だとか言われる思春期のニキビ。
おでこや鼻などもともと皮脂分泌の多い部位で起こるニキビで、10代の思春期に成長ホルモンの影響で一時的にホルモンバランスが崩れる事が原因とされています。

これは正直、できてあたりまえと言われていることも多いのですが、医療用語では尋常性座瘡(じんじょうせいざそう)といわれる立派な皮膚病なので、放っておくと、後に大変なことになりかねません。

また、最近よくいわれているのが、思春期を過ぎたあとのニキビ。いわゆる大人ニキビといわれるものです。
あごや首などに多くできてしまうニキビで、10代の思春期にできるニキビに対して、20代以降の就職した社会人などに多く見られるため大人ニキビと呼ばれるようになりました。

これは、社会から受けるストレスとホルモンバランスの崩れが主な原因とされていて、ストレスをコントロールする力と、生活の改善による免疫力の向上、ホルモンバランスの正常化を心がけて、過剰な皮脂分泌を抑制する対策が必要となるようです。

ニキビが出来上がるまではこうです
毛穴が皮脂や汚れで詰まってしまう
毛穴の中でつくられる皮脂が異常に増え、毛穴の中に溜まる
ニキビ菌が皮脂を得て異常に増殖
毛穴の中身が破れて炎症が広がる
炎症で周りが赤く盛り上がり角質が厚くなる
ニキビをつぶしたり、刺激を与えることで傷跡として残ることも

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